除毛クリームおすすめ9選【正しい使用方法や使用時の注意点も紹介】

剃毛して肌がザラザラになるのは嫌だけど、お金をかけずにツルツル肌を手に入れたいと考える人は多いです。手軽に脱毛したい人には、自宅で簡単にムダ毛を処理できる「除毛クリーム」が便利です。この記事では、除毛クリームの選び方やおすすめの製品を解説します。記事を読むと、自分に最適な除毛クリームが見つかります。

除毛クリームを選ぶポイント

除毛クリームを選ぶ際には、以下5つのポイントを確認しましょう。自分にぴったりのクリームを見つけてください。

使用できる部位に合わせて選ぶ

除毛クリームを選ぶ際は、対応部位を確認してください。基本的には、除毛クリームは顔やデリケートゾーンには使用できない場合が多いです。皮膚が薄い場所はダメージを受けやすいため、注意が必要です。ただし、デリケートゾーン専用に開発された除毛クリームも存在します。

製品を選ぶ際には、除毛したい部位に適したものかどうかをしっかり確認しましょう。使用する部位に合わせて正しい選択をすると、安心して除毛できます。

保湿成分の有無で選ぶ

除毛クリームを選ぶ際には、保湿成分に注目することが重要です。除毛クリームに含まれるチオグリコール酸カルシウムは、刺激を引き起こす可能性があり、使用後の肌が乾燥しやすくなります。保湿成分が含まれている製品を選べば、除毛後の肌トラブルのリスクを軽減できます。

代表的な保湿成分は、以下のとおりです。

上記の成分は肌に潤いを与え、健やかな状態を保つのに役立ちます。選ぶ製品に迷った際は、保湿成分が含まれているか確認してください。

放置時間を基準に選ぶ

除毛クリームを選ぶ際は、放置時間が短いものを検討するのがポイントです。塗布後に長時間待つのは手間がかかるため、短時間で効果が得られる製品が便利です。一般的に、除毛クリームの放置時間は約5～15分程度ですが、メーカーが推奨する時間を必ず守ってください。

放置時間が短すぎると毛が残ってしまう可能性があり、長すぎると肌に負担をかけます。適切な時間を守り、効果的かつ安全に除毛が行えるよう心がけましょう。

香りの好みで選ぶ

除毛クリームを選ぶ際には、香りに注目しましょう。除毛クリームには特有のツンとした臭いがあり、気にする人も多いです。香りがついている製品を選ぶと、より快適に使用できます。除毛クリームの香りのタイプには、以下の種類があります。

香りが苦手な人には、不快な臭いを抑えた無香料の除毛クリームもおすすめです。自分の好みに合った香りを見つければ、除毛を無理なく続けられます。

価格に応じて選ぶ

除毛クリームを選ぶ際に、価格も重要な要素となります。一般的に、除毛クリームの価格帯は約700円から3,000円程度です。ただし、価格が安いだけの製品を選ぶのは避けましょう。安価な商品は、肌に合わない場合や、強い香りが気になる場合もあるため、注意が必要です。

自分の肌質に適しており、継続的に使用できる価格の除毛クリームを見つけることが大切です。品質とコストのバランスを考えながら選びましょう。

おすすめの除毛クリームを徹底的に比較

本記事で紹介する除毛クリームは、有効成分としてチオグリコール酸カルシウムを含むものです。毛の主成分であるタンパク質を分解してムダ毛を取り除くクリームを指します。

商品	価格(税込)	内容量	分類	保湿成分	香り	放置時間	対応部位	詳細
パイナップル豆乳除毛クリーム	1,490円	230g	医薬部外品	豆乳発酵液、ホエイ、ユズセラミドなど	除毛クリーム特有の嫌な匂いを軽減	5〜10分程度	ワキ、背中、腕、指、Vライン、脚	詳細を見る
ミュゼコスメ 薬用ヘアリムーバルクリーム	2,860円	200g	医薬部外品	エピコントロールEX、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、プラセンタエキスなど	ホワイトシトラス	5〜10分程度	うなじ、ワキ、胸、背中、腕、おなか、手の甲・指、Vライン、膝、脚、足の指	詳細を見る
ムーモ	7,128円	120g	医薬部外品	シアバター、大豆エキス、シソエキス	ラベンダー	5分程度	うなじ、ワキ、胸、背中、腕、手の甲・指、おなか、脚、膝、足の指	詳細を見る
JOMOTAN 除毛クリーム	24,420円 ※5回継続した場合	100g	医薬部外品	プラセンタ、大豆エキス、アロエエキス、ユズセラミド、モモ葉エキスなど	スイートフローラル	5分程度	ワキ、腕、背中、おなか、脚	詳細を見る
WHITH WHITE 除毛クリーム	2,500円	150g	医薬部外品	サクラ葉抽出液、グリチルリチン酸2K、アロエエキスなど	サボン	5〜10分程度	ワキ、腕、背中、おなか、脚	詳細を見る
TBC エピリムーバー	2,970円	200g	医薬部外品	コラーゲン、プラセンタ、ヒアルロン酸、シアバター、アロエエキスなど	フローラル	5〜10分程度	ワキ、胸、背中、腕、おなか、手の甲・指、Vライン、膝、脚、足の指	詳細を見る
エピラット 除毛クリーム(敏感肌用)	1,100円	150g	医薬部外品	セラミド、カモミールエキス、海藻エキスなど	グリーンフローラル	5〜10分程度	ワキ、腕、脚	詳細を見る
maina除毛クリーム	1,980円	150g	医薬部外品	グリチルリチン酸、アロエエキス、クロレラエキスなど	ローズ	5〜10分程度	ワキ、腕、おなか、太もも、すね、VIO、背中	詳細を見る
除毛革命 薬用 除毛クリーム	1,580円	380g	医薬部外品	アロエベラエキス、オウゴンエキス	シトラス	5〜10分程度	ワキ、腕、胸、背中、脚、すね、Vゾーン	詳細を見る

パイナップル豆乳除毛クリーム【革新的な除毛技術でムダ毛をスムーズに処理】

価格	通常価格2,980円(税込)を1,490円(税込)で試せる 初月解約OK 30日間の全額返金保証も付いているので安心
内容量	230g
分類	医薬部外品
保湿成分	豆乳発酵液、ホエイ、ユズセラミドなど
香り	除毛クリーム特有の嫌な匂いを軽減
放置時間	5〜10分程度
対応部位	ワキ、背中、腕、指、脚

ミュゼコスメ 薬用ヘアリムーバルクリーム【Vラインにも対応】

価格	2,860円(税込)
内容量	200g
分類	医薬部外品
保湿成分	独自成分エピコントロールEX、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、プラセンタエキスなど18種類
香り	ホワイトシトラス
放置時間	5〜10分程度
対応部位	うなじ、ワキ、胸、背中、腕、おなか、手の甲・指、Vライン、膝、脚、足の指

ムーモ【高級シアバター配合の保湿効果】

価格	通常価格7,128円(税込) 定期便なら4,989円(税込) 2回目以降も30%オフの特別価格
内容量	120g
分類	医薬部外品
保湿成分	シアバター、大豆エキス、シソエキス
香り	ラベンダー
放置時間	5分程度
対応部位	うなじ、ワキ、胸、背中、腕、手の甲・指、おなか、脚、膝、足の指

JOMOTAN 除毛クリーム【ビタミンC誘導体配合】

価格	24,420円(税込) ※5回継続した場合 通常価格9,980円(税込) 1本トクトクコースなら初回実質無料 2回目以降は約40％オフの5,980円(税込)
内容量	100g
分類	医薬部外品
保湿成分	プラセンタ、大豆エキス、アロエエキス、ユズセラミド、モモ葉エキスなど
香り	スイートフローラル
放置時間	5分程度
対応部位	ワキ、腕、背中、おなか、脚

WHITH WHITE 除毛クリーム【上品なエレガントフローラルの香り】

価格	公式サイトの販売価格は2,500円(税込)
内容量	150g
分類	医薬部外品
保湿成分	サクラ葉抽出液、グリチルリチン酸2K、アロエエキスなど
香り	爽やかなサボン
放置時間	5〜10分程度
対応部位	ワキ、腕、背中、おなか、脚

TBC エピリムーバー【22種類の厳選された保湿成分を配合】

価格	公式サイトにて2,970円(税込)
内容量	200g
分類	医薬部外品
保湿成分	コラーゲン、プラセンタ、ヒアルロン酸、シアバター、アロエエキスなど
香り	透明感のあるフローラル
放置時間	5〜10分程度
対応部位	ワキ、胸、背中、腕、おなか、手の甲・指、Vライン、膝、脚、足の指

エピラット 除毛クリーム(敏感肌用)【敏感肌に配慮した除毛クリーム】

価格	1,100円(税込) Amazonでの販売価格は818円(税込)
内容量	150g
分類	医薬部外品
保湿成分	セラミド、カモミールエキス、海藻エキスなど
香り	グリーンフローラル
放置時間	5〜10分程度
対応部位	ワキ、腕、脚

maina除毛クリーム【6種類の美容・保湿成分を配合】

価格	1,980円(税込) Amazonの定期おトク便なら、5％オフの1,881円(税込)
内容量	150g
分類	医薬部外品
保湿成分	グリチルリチン酸、アロエエキス-2、クロレラエキス、葛根エキス、サクラ葉抽出液、大豆エキス
香り	ローズ
放置時間	5〜10分程度
対応部位	ワキ、腕、おなか、太もも、すね、VIO、背中

除毛革命 薬用 除毛クリーム【大容量で嬉しい除毛クリーム】

価格	1,580円(税込)
内容量	380g
分類	医薬部外品
保湿成分	アロエベラエキス、オウゴンエキス
香り	シトラス
放置時間	5〜10分程度
対応部位	ワキ、腕、胸、背中、脚、すね、Vゾーン

脱毛クリームと除毛クリームは同じ製品

脱毛クリームと除毛クリームは変わりません。どちらも肌表面に出ている毛を薬剤で溶かして取り除くために使用されます。ただし、脱毛サロンのように毛根から毛を抜く効果を持つクリームは存在しないので、誤解しないように注意が必要です。

除毛クリームの働き

除毛クリームは、毛の主成分であるタンパク質を溶かし、ムダ毛を取り除くためのクリームです。クリームに含まれる「チオグリコール酸カルシウム」という成分が、毛を柔らかくする働きを持っています。

ただし、チオグリコール酸カルシウムは肌の表面に出ている毛にのみ反応し、毛根には作用しません。毛根から抜ける脱毛効果は得られないので注意が必要です。

除毛クリームを使うメリット

除毛クリームを使うメリットは以下の4つがあります。

自宅で簡単に除毛できる

自宅で手軽に使用できる点も除毛クリームの利点です。クリームさえ用意すれば、すぐにムダ毛の処理が可能です。ムダ毛が隠れる程度にクリームを塗り、時間が来たら流すだけで完了します。誰でも簡単に扱えるアイテムです。

効果がすぐに現れる

除毛クリームは、すぐに効果を発揮します。気になる部位に塗って、指定された時間が経過すれば洗い流すだけで処理が完了します。15分もあれば、ムダ毛の除去が可能です。急いでムダ毛を処理したい時でも、クリームを使うと迅速に対応できます。1本1本毛を抜いたり、サロンに行く必要はありません。

除毛後のチクチク感が少ない

除毛クリームを使用すると、処理後にチクチクすることが少ないのが特徴です。除毛クリームが毛を溶かすことで毛先が丸くなるためです。一方、カミソリで剃った場合、毛先が鋭利な断面を持つため、再生時にチクチク感を引き起こします。

ムダ毛処理後に不快なチクチク感やかゆみを感じたくない人にとって、除毛クリームはとても便利です。

コストパフォーマンスが良い

除毛クリームは、コストパフォーマンスに優れています。1本あたりの価格は700円から3,000円程度で、一般的には150gから200gの容量があります。150gのクリームであれば、両ひじ下と両膝下の処理におおよそ2回使用可能です。ただし、体格によって異なる場合があります。

ムダ毛処理を定期的に行う必要があるため、コストパフォーマンスの良さは重要です。

除毛クリームのデメリット

除毛クリームを使うデメリットは以下の4つがあります。

特有のニオイが気になる人もいる

一部の人にとっては、除毛クリームのニオイが気になる場合があります。ニオイの原因は、成分に含まれるアルカリ性の物質です。美容院などでも成分を含む製品が使われており、気分が悪くなる人もいます。無臭ではなく、香りがついているクリームもあるため、ニオイに敏感な方は選択に注意が必要です。
» 除毛クリームは香りで選ぶ

肌荒れのリスクがある

除毛クリームの欠点の一つは、肌荒れの可能性です。クリームには毛を溶かす成分が含まれており、肌に対する刺激があります。敏感肌の方は特に注意が必要で、使用前にパッチテストを行いましょう。テストで異常が出た場合は、使用を控えてください。
» 厚生労働省(外部サイト)
» パッチテストの方法

継続的な使用が必要になる

除毛クリームは、継続して使わないと効果が持続しません。毛を溶かすだけなので、しばらくすると再び毛が生えてきます。除毛後のムダ毛が目立たない期間は約3日から1週間程度です。ムダ毛を気にせず過ごすためには、定期的な使用が必要です。

使用できない部位がある

除毛クリームはすべての部位に使用できるわけではありません。基本的に顔やデリケートゾーンには使用できないため、注意が必要です。皮膚が薄く、トラブルを引き起こしやすいからです。使用する際は、処理したい部位が対応しているか確認しましょう。

除毛クリームの使用方法

除毛クリームの使用方法は、以下のとおりです。きれいに処理するために実践しましょう。

肌を清潔にし、水分を拭き取る

肌をきちんと洗い、清潔な状態にします。ぬるま湯で洗うことで毛穴が開き、除毛クリームの成分が浸透しやすくなります。洗った後は、しっかりと水分を拭き取ることが大切です。

クリームを均一に塗布する

除毛したい部分にクリームを均一に塗ります。毛が隠れるくらいの厚さに塗布しましょう。事前に毛を剃る必要はなく、そのままの状態でも処理が可能です。
» 長すぎる毛はカットする

指定時間を置く

クリームを塗った後、メーカーが指定する時間だけ放置します。一般的に5～15分ですが、詳細は説明書を確認しましょう。

ペーパーやタオルでクリームを拭き取る

指定の時間が経過したら、ペーパーでクリームを拭き取ります。スポンジやヘラが付属している場合は、利用すると良いです。毛の流れに逆らって拭き取ると、きれいに除毛できます。

残っているクリームを洗い流す

肌に残ったクリームをしっかりと洗い流します。残留すると肌トラブルを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。洗浄後は、ボディクリームやローションで保湿を忘れずに行いましょう。

除毛クリームを使用する際の注意点

除毛クリーム使用時の注意点は以下の5つです。

髪の毛に付けないように注意する

除毛クリームを使うときは、髪の毛に触れないように気を付けましょう。毛のタンパク質を溶かすため、髪も影響を受ける可能性があります。髪をまとめたり、シャワーキャップをかぶったりするのがおすすめです。

長い毛は事前にカットする

特にVラインなどの長い毛は、事前に1cm程度にカットしておくと効果的です。長すぎる毛は、除毛クリームの効果が不均一になる場合があります。ただし、完全に剃る必要はありません。

事前にパッチテストを行う

除毛クリームを使う前には、必ずパッチテストを実施してください。刺激の強い成分が含まれているため、いきなり使用するとトラブルが起こる可能性があります。パッチテストの手順は製品に付属の説明書に記載されています。

一般的なパッチテストの手順は以下のとおりです。

» MUSEE PLATINUM(外部サイト)

頻繁に使わない

除毛クリームは頻繁に使用しないことが重要です。刺激が強いため、使用する間隔を最低でも1週間以上空けるのをおすすめします。

除毛後の保湿を徹底する

除毛クリーム使用後は、しっかりと保湿を行いましょう。クリームは毛を溶かすため、肌にも影響があります。保湿を行うと、肌のバリア機能を維持できます。

除毛クリームに関するよくある質問

除毛クリームに関するよくある質問に回答します。除毛クリームを使う方は参考にしてください。

女性用と男性用の除毛クリームに違いはあるの？

女性用と男性用の除毛クリームでは、有効成分の配合量に差があります。主成分のチオグリコール酸カルシウムは、男性は毛が太く多いことから、男性用にはより多く含まれています。どちらのタイプも互いに使用でき、女性が男性用を使ったり、男性が女性用を使ったりしても問題ありません。

除毛クリームを長期間使用すると毛が濃くなるの？

除毛クリームを継続して使用しても、毛は濃くなりません。除毛クリームは、皮膚の上にある毛を化学的に溶かすだけで、毛根自体には影響を及ぼさないため、毛の太さには変化がありません。

黒いポツポツが残ったときはどうすればいい？

黒いポツポツが残る場合は、普段のムダ毛処理方法やスキンケアを見直してください。毛穴に負担をかけている可能性や、乾燥やケア不足で毛穴が開いてしまったのが原因です。ムダ毛の処理には、毛抜きやカミソリではなく、電気シェーバーや除毛クリームの使用をおすすめします。保湿や美白ケアも大切です。

背中に除毛クリームを塗るにはどうすればいいの？

背中に除毛クリームを塗布する際は、長い柄のついたスパチュラやヘラを使用すると便利です。オンラインショップやドラッグストアで入手可能です。自分で塗るのが難しい場合は、家族や友人に手伝ってもらうのをおすすめします。

かゆみや赤みが生じた場合の対処法は？

除毛クリームを使用した後にかゆみや赤みが出た場合は、直ちに洗い流すことが重要です。洗い流した後、冷たいタオルなどで患部を冷やし、しっかりと保湿を行ってください。冷やしたり保湿したりしても、症状が改善しない場合や悪化するようであれば、皮膚科の受診をおすすめします。